はじめに
Javaの試験勉強で、ラッパークラスの問題がいくつか出てきたため、
試験対策用にラッパークラスの種類をまとめました。
ラッパークラスとは?
ラッパークラスとは、Javaのデータ型であるプリミティブ型を、
オブジェクトとして使用できるように用意されたクラスです。
文字から数値への変換などのメソッドがクラス内に用意されています。
ラッパークラスの種類
プリミティブ型(基本データ型) | ラッパークラス |
---|---|
byte | Byte |
short | Short |
int | Integer |
long | Long |
float | Float |
double | Double |
char | Character |
boolean | Boolean |
ラッパークラスのメソッド例
// Integerクラス
Integer a = Integer.valusOf("123"); // StringをIntegerに変換
int b = Integer.parseInt("123"); // Stringをintに変換
long c = a.longValue(); // longに変換
// Booleanクラス
Boolean d = Boolean.valueOf("TRUE"); // StringをBooleanに変換
// 大文字のTRUEでも戻りはtrueになる
boolean e = Boolean.parseBoolean("false"); // Stringをbooleanに変換
おわりに
紹介しているメソッド以外にも、ラッパークラスで用意されているメソッドは多くあります。
試験問題では型変換の部分が出題されたので、例として記載しました。
実務でも参照型からプリミティブ型への変換は、使用する頻度が多いので
記述方法やよく使うメソッドは覚えておいたほうがいいと思います。